戦後、アメリカがあった町「西戸崎」
今の西戸崎を知る若い世代の方は、その海浜公園の中に旧日本海軍の飛行機の発着場があったことや、米軍の子供が通学していた小学校や、アメリカ軍専用のスーパーマーケット、病院、劇場、ボウリング場、指令室など米軍基地があった場所と教えられたら、きっと驚かれると思います。
広大な緑あふれる市民の憩いの場でもある海の中道海浜公園から、JR西戸崎駅方面へ少しだけ足を伸ばしていくと、米兵やその家族たちが生活していたアメリカがあった町の雰囲気を感じ取っていただこうということで商店街ではシャッターアートを始めています。
住民たちが町の活性化に取り組んでいます。その一つが町内の酒店や米穀店、家具店、化粧品店など13か所に点在するシャッターアートです。
最近は新聞やSNSなどのでメディアで紹介され、若者に人気を集めており、企画した地元の志賀商工会によれば、市内の学生やクリエイターを招き2年前から制作を始めたそうです。
シャッターアートの数は今後も増やしていく方向で企画されており、日曜、祝日に見学することができます。