今回はJR香椎線に乗車して宇美八幡宮まで行きました。
香椎線(かしいせん)は、福岡市東区の西戸崎駅から香椎駅を経由し、糟屋郡宇美町の宇美駅に至る路線距離 25.4 kmになるJR九州の鉄道路線です。
香椎駅~宇美駅間(途中離合待ち合わせ時間を含めて所要30分)
この香椎線は、何度か乗車していた当時は、ディーゼルエンジン独特の音を響かせ、排気ガスを吐いていたキハ40系の電車でしたが、現在ではスマホのように充電して走る電車「DENCHA」になっています。
だから香椎駅で充電してから発車しており、宇美駅まで架線が張られていない非電化路線です。
また、3月12日より、時間帯によって一部は全自動化になっており、「運転士以外の係員が乗務する」というシステムになっています。
今日乗車したのがJR九州の819系DENCHA
僕たちが利用していたころは、香椎から西戸崎まで西戸崎線で、香椎から宇美までを宇美線と呼んでいましたけど、今でも呼んでいる人いませんかね??
香椎線の歴史ですが、博多湾鉄道により1904(明治37年)年1月1日に西戸崎駅(さいとざきえき)~須恵駅(すええき)間が開業、翌年12月29日に宇美駅(うみえき)まで延伸されると、5年後の1909年(明治42)年には、酒殿駅(さかどえき)から貨物支線が志免(しめ)に向けて延ばされており、これが勝田線となっています。
この勝田線及び香椎線は、沿線の志免町、宇美町、須惠町に点在していた海軍所有の粕屋炭田で採炭された石炭を、西戸崎港へ向けて運ぶ貨物輸送線としての役割が大きかったようです。
この香椎線は、もともとは民間鉄道で1920(大正9)年には「博多湾鉄道」から「博多湾鉄道汽船」に社名が改められて、1942(昭和17)年には、合併により西日本鉄道の路線となり、路線名が糟屋線(かすやせん)となりました。
また1985年4月以降、日本国有鉄道(国鉄)/JRで唯一、起終点両方の駅で他路線との連絡が全く無い非常に珍しい路線です。