1873年(明治6年)に開校した福岡市内では最古の小学校のうちの一つだった大名小学校。
その大名小学校は郊外への人口流出や少子化等による児童数減少から2014年(平成24年)3月に閉校し、福岡市の再構想ビッグバンにより、福岡市が跡地活用を事業者を公募した結果、3年の月日を得てついに完成し、福岡大名ガーデンシティ広場が、2023年1月20日にオープンした。
その華々しい影で、開校以来、大名小学校の生徒たちを見守り続けてきた榎があることを、卒業生も忘れかけている。
また、この榎のおかげで、旧大名小学校の南側の通りで、天神西通りから西に延び、大名二丁目交差点まで「大名小前えのき通り」の名称が付いた通りがある。